伏見医師会

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社団法人伏見医師会会長
中山 治樹(なかやま はるき)
 東日本大震災に被災された皆様へ心よりお悔やみ申し上げます。
 伏見医師会でも、阪神淡路大震災を教訓に、災害時の非常事態の対応に真剣に取り組んでまいりましたが、それを無力にしてしまうほどの大災害でした。しかし、いつ何時でも地域の医療を守るため、今後も、行政や関係機関と協議し災害時の医師会の役目を明確にして非常事態に備えてまいります。
 さて、伏見区は桃山文化の一時代を築いた豊臣秀吉の伏見城々下町であった歴史を今なお色濃く残した、風情に富む街です。人口は28万余に及ぶ京都市最大の行政区であり、同様に伏見医師会も京都府内最大の地区医師会であります。所属医師会員は総計700名弱、開業医・医療機関の管理者は225名、勤務医は429名にもおよび、病院も8救急病院を含め16機関を数えます。
 伏見医師会は昭和22年に創立されて以来60年以上も区民の健康を守り、病気になった人々には最善の医療を尽くす努力を続けてまいりました。この伝統と諸先輩方の並々ならぬご苦労を無にする事無く、伏見医師会はさらに進歩し続けます。
 医師会は、よく誤解されますが利益団体ではありません。学術および地域医療を守る団体でございます。医療の質を担保するには学術が大きな力となります。現在は、10人の専門医が一人の患者さんを診るのではなく一人の医師の頭の中に10人の専門医がいるつもりで診療することが求められており、自分の専門はもちろんそれ以外の専門知識を有するため日々努力することが求められております。そのため伏見医師会では、会員のために年間60回にもおよぶ研究会・セミナーを開催しており日進月歩の医学についていくための努力をしております。また、市民公開講座の開催、胃がんリスク検診、病診・診診連携の推進、在宅医療や終末期医療の充実などにも力を入れていきます。
 伏見医師会は地域住民の皆様と共に生き、歩んでまいりました。今後もその決意は変わりません。時代にふさわしい地域医療を守り育てていくためにも、多くの皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。



社団法人伏見医師会会長
中山 治樹(なかやま はるき)
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